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【デッキガイド】ワイルドの新たな問題児!?ナーガ巨人ウォーロック

ワイルドに興味があるけど、どのデッキが強いかわからない?

そんなあなたにおすすめなのがナーガ巨人ウォーロックです。

プロチームFade2Karmaのワイルド部門に最近所属したJonahrah選手によるデッキガイドを翻訳しました。

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元記事:https://f2k.gg/articles/1532

はじめに

ナーガ巨人ウォーロック(ナーガロック、巨人ロックとも呼ばれる)はコントロールウォーロックの対アグロ性能と、ナーガギミックによる遅いデッキへの高いプレッシャーの両方を持った強力なデッキタイプです。

 

デッキの歴史

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ナーガのによるコスト変更が優先されるようになってから、2枚のナーガの海の魔女と数種類の巨人ミニオンを搭載することで、5ターン目にナーガと巨人を並べて勝負を決めれる「ナーガ巨人デッキ」が誕生しました。どのクラスでもナーガ巨人デッキを作れるものの、ドローやマナ加速によりゲーム序盤からナーガ巨人展開ができるドルイドやハンター、そしてウォーロックが頭一つ抜けていました。

ドルイドはクラスの特徴であるマナ加速だけでなく、滋養や究極の侵蝕によるドロー、そして拡がりゆく虫害やDKマルフュリオンなどの対アグロカードが揃ってます。

ハンターは追跡術や縫い目の追跡者、王のエレクなどの豊富なサーチカードによる安定した5ターン目ナーガ巨人展開が最大の強みを持っています。

そしてウォーロックはヒーローパワーによる安定したドローと優秀な除去カードの数々のお陰で、既存のコントロールウォーロックへの追加ギミックとして安定した強さを誇っています。

凍てつく玉座の騎士団環境ではナーガ巨人ウォーロックは巨人デッキの中では最弱でした。ハンターと比べた場合ナーガへのアクセスが安定せず、コントロールウォーロックとしての強みを持ってしてもナーガ巨人ハンターには遠く及びませんでした。ドルイドと比べた場合、ウォーロックには練気(ナーフ前)などの爆発力が一切ありませんでした。

しかしコボルトと秘宝の迷宮のリリースからその全ては変わりました。

コボルトの司書やヴォイドロード、アメジストの呪文石の登場によりコントロールウォーロックの基盤の強さが跳ね上がり、巨人ウォーロックを他の巨人デッキの代わりに使う利点が出てきました。更にナーガ巨人デーモンロックという派生も誕生し、その対アグロ性能と安定したナーガへのアクセスによりナーガ巨人デッキとウォーロックの頂点となりました。

 

 

デッキリスト

デーモン巨人ウォーロック

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AAEBAf0GBtwG+g7CD60Q+NACl9MCDKMB0wG2B+EH3AqODrkR3hbnywLy0AKI0gLo5wIA

デーモン無し巨人ウォーロック

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AAEBAf0GAvIF+g4OigGTAdMBzga2B+EH3AqtELkR3hbexALnywLy0AKI0gIA

 

コアカード

クラスカード

生贄の契約:「暗黒の契約よりこっちが重要なの?」と思うかもしれませんが、対アグロ性能とウォーロックミラーに置いてとても強いので採用されています。4ターン目にヴォイドコーラーと合わせることで、5点回復しつつ大型デーモンを並べることでアグロデッキを詰ませられます。

コボルトの司書:現環境のウォーロックのベストカード。1マナ1ドローはとても強く、ナーガやヴォイドコーラーのコンボセットを速く集めるのに貢献します。さらに溶岩の巨人のコストダウンやアメジストの呪文石の強化もできたり、さらに冒涜用のヘルス1ミニオンとしてのお仕事もあります。このミニオンの全てがデッキの全てと噛み合っています。

冒涜:最強の全体除去カード。アグロデッキをこの1枚で封じ込められます。語れる事は少ないけど、とにかく強いです。

地獄の炎:冒涜ほど優秀ではありませんが、アグロデッキの展開を返すには十分な働きをしてくれます。また、拡がりゆく虫害や相手のヴォイドロードによる壁を突破してくれたりもします。最近はこれをピン刺しにして、代わりに影の炎などの他の全体除去を採用するのが流行りです。

ヴォイドコーラー:9マナデーモンをインチキ召喚してアグロデッキを詰ましてくれます。遅いデッキに対してはマルガニスを出して攻めの構えをとれます。

ヴォイドロード:ヴォイドコーラーでインチキ召喚するのがベストですが、対アグロで9ターン目まで持ち込みこれを素出しできれば、スペルブレイカーがない限り勝てるでしょう。ナーガの海の魔女が生き残った次のターンに出せるのもグッド。

マルガニス:ヴォイドコーラーでインチキ召喚したいデーモン2号。ヒーローに無敵を付与する効果による擬似的挑発を持っており、ヴォイドコーラー程ではないけど対アグロ性能があります。アルネスバーンメイジに対してはヴォイドロードよりも頼もしい守りになるでしょう。

屍山血河のグルダン:相手がナーガ展開を捌き切った場合のフィニッシャー。デーモンを更に捌き切られたとしても、その強力なヒーローパワーで相手のライフにプレッシャーをかけることができます。なのでたとえ1体しか大型デーモンを復活させられなかったとしても、勝負を決めるには十分でしょう。

中立ミニオン

ロウゼブ:全てのナーガ巨人デッキにおける必須カード。1ターンの間ほとんどの呪文を封じる効果により、小規模のナーガ巨人展開でもゴリ押しで勝負を決めに行くことができます。また10ターン目にナーガ巨人展開に追加で出すことで、返すことができない巨人ボードを作ることもできます。

ナーガの海の魔女:デッキ名にある通り、このデッキの核となるカード。このカードによる5ターン目の展開に匹敵するものは無いと言っても過言ではありません。仕様の変更によりナーガによるコスト変更が優先され、コスト5になってから巨人自身によるコスト軽減が適用されるように成りました。何かの間違えでナーガが生き残ってしまった場合、次のターンには5マナになったDKグルダンやヴォイドロード、マルガニスが召喚されるでしょう。

海の巨人:他の巨人と比べて0コストでインチキ召喚するのは難しいです。なので1枚は確定で入りますが、2枚採用しない型もあります。

ゼンマイ仕掛けの巨人:相手のハンドが5枚以上ならナーガで0マナインチキ召喚ができます。遅いデッキが相手の時は3-4ターン目に単独で出せる時もあります。

山の巨人:自分のハンドが5枚以上ならナーガでインチキ召喚ができます。自分のハンドを参照する仕様上、ナーガ展開をする場合はこの巨人を最初に出すようにしましょう。また古き良きハンドロックのように、相手に依存すること無く4ターン目に単独で出せる時もあります。

溶岩の巨人:自分のライフを参照する関係上、基本的にコスト軽減は相手依存になります。そのためヒーローパワーなどを使って自傷しない限り安定してインチキ召喚することはありません。溶岩の巨人のナーガ展開が見えている時はオーバードローで手札が燃えてしまう場合でもライフタップをするのが正解です。

テックカード

暗黒の契約:ヴォイドコーラーを起動できる予備のカード。8点回復できるのが利点ですが、このデッキで自壊させたいミニオンがデーモンのみなので0マナで撃てる生贄の契約に軍配が上がります。対バーン系デッキの時は生贄の契約と一緒にキープするとグッドです。

闇爆弾:デーモン無しの型で、デーモンミニオンによる守りの代わりの対アグロカードとして採用されることが多いです。もしバーン系デッキとよく当たるようならデーモン型に採用するのもありです。

悪魔感知:サーチにより9マナデーモンを4-5ターン目にインチキ召喚しやすくなります。アグロやミッドレンジに対して強いカードですが、対コントロールではナーガ巨人展開を目指すほうが強いのであまり優秀ではありません。

影の炎:2枚目の地獄の炎との選択枠です。ナーガ巨人ミラーや遅いデッキにとても有効で、アグロに対しても死に札にならない点が優秀です。

超うざい調剤師:対アグロカード。デーモン無し型で多く採用されています。対バーンデッキで優秀ですが、暗黒の契約があるデーモン型ではちょっと過剰かもしれません。

終末預言者:対アグロとミラーで優秀です。ミラーでは相手のナーガ展開を1ターン遅れさせるだけでなく、こちらが先にナーガ展開をするチャンスを作れます。ナーガ巨人デッキが多い時は終末預言者を入れましょう。

スペルブレイカー:環境に刺さっているテックカードです。周りに他のタイプのウォーロックやビッグプリーストが多い時に採用しましょう。

 

検索:ナーガ巨人ウォーロック 回し方

巨人ロックには2つのゲームプランがあります。

遅いデッキに対してはヒーローパワーとコボルトの司書によるドロー加速でナーガの海の魔女と巨人達を全力で集めます。5ターン目にナーガ展開をし、次のターンで勝負を決められなかったらロウゼブで詰めにかかります。

速いデッキに対してはコントロールウォーロックと同じように全体除去を使いつつ、大型デーモンをインチキ召喚して相手のリソースを削りに行きます。

 

マリガン

全てのマッチアップでナーガの海の魔女とコボルトの司書をキープします。

 

vsドルイド

アグロドルイド:終末預言者、闇爆弾、冒涜、地獄の炎、ヴォイドコーラー

マリゴス/翡翠ドルイド:山の巨人

 

vsハンター

アグロハンター:終末預言者、闇爆弾、冒涜、ヴォイドコーラー、アメジストの呪文石

巨人ハンター:終末預言者、山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人

 

vsメイジ

アルネスメイジ:終末預言者、闇爆弾、地獄の炎、ヴォイドコーラー、アメジストの呪文石

クエスト/レノメイジ:山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人

 

vsパラディン

アグロパラディン:終末預言者。闇爆弾、冒涜、地獄の炎、ヴォイドコーラー、アメジストの呪文石

 

vsプリースト

ビッグ/レノプリースト:山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人

コンボプリースト:終末預言者、闇爆弾、ヴォイドコーラー

 

vsローグ

テンポローグ:終末預言者、闇爆弾、冒涜、地獄の炎、ヴォイドコーラー、アメジストの呪文石

ミラクル/ミルローグ:山の巨人

 

vsシャーマン

アグロシャーマン:終末預言者、闇爆弾、冒涜、地獄の炎、ヴォイドコーラー、アメジストの呪文石

マリゴスシャーマン:山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人

 

vsウォーロック

Zooロック:冒涜、地獄の炎、ヴォイドコーラー、アメジストの呪文石

キューブロック:山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人

巨人ロック:終末預言者、山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人

 

vsウォーリアー

海賊ウォリアー:冒涜、地獄の炎、ヴォイドコーラー

コントロールウォリアー:山の巨人

 

マッチアップごとのゲームプラン

プリースト

vsレノプリースト

ナーガ展開を狙いましょう。

もしこちらが後攻の場合、コインを使っての1ターン早めのナーガ展開を目指しましょう。4ターン目にナーガ展開をすることで光爆弾できれいに盤面除去されることがなくなります。もし先行の場合、一度にまとめて巨人を展開する代わりに、小分けにして展開しましょう。そうすることで、相手が都合よく光爆弾、心霊絶叫、DKアンドゥインを引かない限り勝てるでしょう。小分けにして展開する時は、ナーガ無しでは出しにくい巨人(海の巨人や溶岩の巨人)をナーガと絡めて出しましょう。

長期戦が予想される場合は10ターン目にロウゼブとナーガを組み合わせて展開することで、DKアンドゥイン以外では返されないので勝てるはずです。

vsビッグプリースト

ナーガ展開を狙いましょう。

レノプリーストの時と同じように、後攻の場合はコインを使って4ターン目にナーガ展開を狙いましょう。

先行の場合、こちらが不利になります。何故ならレノプリーストと違い除去札の数が多いため、小分けにして展開するよりも、5ターン目に全力展開して光爆弾を持っていないことを祈りましょう。幸い光爆弾は1枚採用が主流なので、どうにかなるかもしれません。

 

ウォーロック

vs巨人ウォーロック

ミラーは基本的に後攻有利で先にナーガ展開したほうが勝ちです。しかし特定のカードによって先行後攻の差を縮める事ができます。

終末預言者を相手がナーガ展開をする前のターンに置くことで、相手よりも先にナーガ展開をするチャンスが来ます。

また山の巨人やゼンマイ仕掛けの巨人を先行4ターン目に出せた場合、相手のコインナーガ展開を影の炎で全処理することもできます。

相手がナーガを出した時は何が何でも処理して5マナでDKやヴォイドロードを出されるのを防ぎましょう。

生贄の契約は自分のインチキ召喚の為ではなく、なるべく相手の大型デーモンを処理してテンポスイングをするためにとっておきましょう。

vsキューブロック

ナーガ展開を通せれば勝ちです。

巨人を展開して、相手のヴォイドロードをとマルガニスを生贄の契約で処理できれば楽に勝てるでしょう。

 

パラディン

vsアグロパラディン

盤面を処理しつつ9マナデーモンをインチキ召喚しましょう。返しでリーサルを取られないのであれば、ナーガ巨人展開をするのも悪くありません。

常に相手がスペルブレイカーを持っている可能性があることを意識して、挑発を立てるよりも盤面除去を優先するほうがベターです。

 

ドルイド

vsアグロドルイド

とにかく生き残れば勝てます。全体除去さえ引ければ勝てます。

冒涜と地獄の炎のどちらかがあれば、簡単に空いてのリソースを枯らし大型挑発に繋げられるでしょう。上手なドルイドプレイヤーは、冒涜ケアでヘルス1ミニオンを残さないようにするので、もし冒涜を引けているのであれば、コボルトの司書は使わずに冒涜のためにとっておきましょう。

vsマリゴスドルイド

ナーガ巨人展開でプレッシャーをかけましょう、

例えナーガが引けなくても、単体除去に乏しいドルイドには巨人を単体で出すだけでも十分なプレッシャーになるはずです。

最近のマリゴスドルイドには巨人対策で毒の種が採用されていることもあります。なのでナーガ巨人セットが揃った時は、最初にナーガ+海の巨人/溶岩の巨人の小さめの展開をして、毒の種を使われた後に山の巨人やゼンマイ仕掛けの巨人を単体で出してプレッシャーをかけ続けましょう。

 

メイジ

vsアルネスメイジ

他と比べて特殊なマッチアップで、相手がアルネスを引いた場合、相手のリソースを切らして勝つのは無ヅカしくなります。そのため早めに盤面を構築して、焼き殺される前に勝負を決めに行く必要があります。

爆発のルーンも曲者でナーガを出すターンの直前に秘策を張られた場合、ケアする必要があります。ヴォイドコーラーが秘策チェックに適任で、上手く行けば大型デーモンをインチキ召喚できます。耐えて勝つにはマルガニスとDKがとても重要で、ある程度相手の火力を捌いた後に出せれば焼き殺されるのを回避できるでしょう。

 

ウォリアー

vs海賊ウォリアー

最悪のマッチアップです。海賊ウォリアーには多くのヘルス4ミニオンが採用されている上に冒涜に強い盤面を作るのが得意です。

さらにスペルブレイカーの2枚採用が主流のため、ヴォイドロードを出したとしても安心できません。

なんとか勝つためには呪文石を強化して、ヘルス4ミニオンを除去する必要があります。

 

最後に

ワイルド最強のデッキであるナーガ巨人ウォーロックが最近のバランス調整でノータッチだったため、これからのワイルドラダーでも多く見ることになるでしょう。

 

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ハースストーン公式もこれからワイルドの方にも力を入れていくようなので、ワイルド最強の一角であるナーガ巨人ウォーロックからワイルドを体験するのも悪くないかもしれません。

マリガンガイドやマッチアップガイドから見れるように、ワイルド環境には各ヒーローに2-3種類のデッキタイプが存在しているためデッキ構築からマリガンまで試合前の戦術の幅がとても広いです。

ナーガ巨人ウォーロック以外にも色々なデッキがラダーで結果を残しているので、それらを知りたい人はキュアコータローさんのブログを見るのをオススメします

hearthintothewild.weblog.to

またGoogleアドセンスの申請が通ったため、記事内に広告を設置し始めました。

広告から稼いだお金でビールを飲めるように頑張って記事を書いていくので、

これからもモヒカン翻訳をよろしくお願いします。

ちなみに私が一番好きなビールはデュベルです。

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飲んだことがない人は是非飲みましょう。

Amzonでも買えますが、Amazonアソシエイトの申請はまだしていないのでビール広告はありません

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