モヒカン翻訳

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HSには無いMTGのカードタイプ

前回の記事に続いて、「HS勢向けのMTG記事第二弾」です。(本当にシリーズ化されるかは不明)

www.mohawkst.one

前回はMTGとHSの大まかな違いについてお話しましたが、今回はMTGのHSには存在しないタイプのカードについて少し詳しくお話していこうかと思います。

HSにはミニオン、呪文、武器、ヒーローカードの4種類のカードタイプが存在します。さらに激励、超電磁、クエスト等の独自のキーワード能力もあり各拡張にストーリー性を加える物となっています。

MTGも同じように色々な種類のカードタイプが存在し、MTGの世界観を引き立てるものもあります。

プレインズウォーカー

 MTGの世界を語る上で最重要な存在がプレインズウォーカー(PW)。HSでいうジェイナやアンドゥインの様な物語の中心となる存在です。

プレインズウォーカー/Planeswalkerは、多元宇宙/Multiverseにおいて、次元/Planeの外に広がる久遠の闇/Blind Eternitiesを通り抜け、別の次元へと渡り歩く力を持っている存在のこと。読んで字の如く、「次元を渡り歩く者」の意である。

ほとんどの人々は、この多元宇宙には自分たちが住んでいるのとは別の次元があり、そこに行く力を持つ者がいるなどということは、まったく知らないか、おとぎ話だと思っている。それが事実だと知っているのは、それを自分の体で体験したプレインズウォーカーと、その直接の知り合いだけに限られている。

マジック:ザ・ギャザリングをプレイしているあなたは、プレインズウォーカーである。あなたはさまざまな次元を旅して、そこの土地マナの繋がりを得て、生物魔法を収集し、自らの呪文書を作成する。そして、別のプレインズウォーカーと、時には遊戯やちょっとした賭け事として、時には命を賭けた決闘として、呪文書を用いて対決するのである。

 MTG Wikiより引用:プレインズウォーカー/Planeswalker - MTG Wiki

 MTGにもWoWに負けない広大な世界が広がっているので気になった方は公式で公開されているストーリーの翻訳記事を読んでみて下さい!!

mtg-jp.com

数も沢山あり、どれを読めばいいかわからないと思いますが。とりあえず下のやつを読むのがオススメです。(サムネが上のと一緒ですがちゃんと別のページに飛びます)

mtg-jp.com

おっと、カードとしてのPWについて話すつもりでしたが大きくそれてしまいました。

ここからはちゃんとPWカードについて話していきます。

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プレインズウォーカーはクリーチャー(ミニオン)と違いパワーとヘルスを持っていません。

代わりに忠誠度という強いて言うならエネルギーみたいな数値が存在します。(一番右下の数字)

各PWは1ターンに一度、複数あるうちの効果を1つ使用することができ、それによって忠誠度が上下します。また、クリーチャーは攻撃宣言する際にプレイヤーの代わりにPWを攻撃対象に選ぶことができます。PWは1ダメージ毎に忠誠度を1失い、忠誠度が0になったら破壊されます。

 プレインズウォーカーは基本的に3種類の効果を持っていて、

  • 忠誠度を上げる効果:地道にアドバンテージを稼げる(1ドローなど)
  • 忠誠度少し下げる効果:盤面やにそれなりの影響を与える(カード除去など)
  • 忠誠度を大幅に消費する効果:通称奥義、発動できればゲームを終わらせるパワーを持っている

 といった感じです。

例として今のスタンダード環境でよく見るドミナリアの英雄、テフェリーを見てみましょう。

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テフェリーの+1効果は1ドローしつつ、返しの相手のターンに使えるマナを2つ増やす事ができます。

このマナを2つ得る効果がとても強力で、後に詳しく説明するインスタントカードを構えることでテフェリーを出したターンの好きをほぼ無くしてくれます。

-3効果もとても強力で相手の土地(マナクリスタル)以外のカードをデッキの上から3番目にバウンスすることにより破壊耐性や断末魔持ちを安全に処理できる上に、手札やデッキトップへのバウンスと違い返しのターンですぐに出される心配もありません。

最後の奥義ですが発動できれば試合が終わるまでカードを引く度に相手のカードを1枚ゲームから追放できます。1番の恐ろしさは土地も追放の対象にできるため、最終的に相手を0マナ0ミニオンまで追い込む事ができます。発動できれば勝ちですが、そのためにはテフェリーを4ターンの間無傷で守る必要があるのでとても難しいです。

 (奥義の発動を全力で目指すクソデッキも存在します)

 基本的にプレインズウォーカーはコントロールデッキのフィニッシャーとして採用されることが多いですが、ミッドレンジデッキがコントロールとバリュー戦で張り合う為や、コンボデッキがドローソースとして採用したり、高速デッキが対コントロールデッキでサイドボードから搭載することもあります。

例:暴君の敵対者、アジャニ:トークン系アグロデッキで使われる

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インスタント

前回の記事でMTGとHSの違いとして紹介するのを忘れていました。

インスタントとは呪文のタイプの1種で、カードや効果が発動したタイミングや相手のターン中などに手札から唱えることができます。

HSで例えるなら、任意のタイミングで発動できる秘策みたいなものです。(しかも秘策と違って相手からは見えない)

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インスタントカードの存在によりMTGでは「あえてマナを使い切らない」という戦術が成り立ちます。

HSではゲーム序盤中盤で相手がマナを使い切らずにエンドしたら「あー、出せるカードがなかったんだなー」って思うことがほとんどかと思います。(全体除去読みなどを除く)

MTGではインスタントを使って相手のターンでの除去が可能なため、

マナを使わずにエンド→相手のターンに出てきたばっかりのPWを除去→返しの自分のターンに安全な盤面にクリーチャーやPWを出すといった流れでゲームの主導権を握ったり(下のカードを参照)

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相手のビッグムーブや除去を止める為に、カウンター呪文用のマナを残しておく(下を参照)

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もしくは相手にインスタントによる除去やカウンターを警戒させて、相手が動かなかったらターン終了時にドローソースを使う(下ry)

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さらに相手のターンの終了時にトークンを大量に生み出すカードを使って返しのターンで勝負を決めに行ったりもできます。

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 インスタントを含んだブラフや読み合いの深さもMTGの醍醐味の1つです。

またカウンタースペルのおかげで相手のヤバいムーブを回避できるのも個人的に好きです。

土地

HSで言うマナクリスタルはMTGでは個別のカードとして存在しています。

土地カードにも色々なタイプが存在しているので個別に紹介してみようと思います。

基本土地

基本土地は1色のマナを生み出すだけの土地で他のカードと違いデッキに4枚以上入れることができます。

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拡張毎に各基本土地に数種類の新しい絵柄が登場するので、自分好みの基本土地を集める楽しみもあります。ウルザズ・サーガの基本土地とGuruランドっていうのがとても美しいので検索してみてください。

2色土地

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2色土地は名前の通り2色から選んで1色マナを出すことができる土地です。現在スタンダード使える2色土地は出す際に何かしらの制限があるため、基本土地の上位互換というわけではありません。2色土地を始めとするは基本土地と違い1デッキに4枚づつまでしか採用できません。

効果を持った土地

MTGにはマナを生み出すだけでなく、他の能力も持った土地も存在します。

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効果付きのマナクリスタルだと!?強い(確信)

これらの土地はかゆいところに手が届くような効果を持っていますが、代償として無色のマナしか出すことができません。単色デッキではそこまで気にならないですが、多色デッキだといざというときに出したいカードに対応した色が足りないっていう事態も多々あるので採用する時はよく考えましょう。

※色が出る効果持ちの土地もありますがここでは解説していません。もっと知りたい人は下のリンクをチェック

名誉の記念像/Memorial to Glory - MTG Wiki

アーティファクト

アーティファクトはクリーチャーとPWと同じようにマナを支払って盤面に出すタイプのカードですが、基本的にクリーチャーのように攻撃することはできなくて、PWのように攻撃の対象にはなりません。

※アーティファクト・クリーチャーというアーティファクト属性を持ったクリーチャーも存在します。

アーティファクトには盤面に存在する限り効果をもたらす物や、追加のコストを払うことで効果を発揮する物、クリーチャーに装備するタイプのアーティファクトも存在します。

HSで例えるとなると難しいですが、ウォーロックのクエスト報酬で貰えるアレです。

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基本的にアーティファクトには色が設定されておらず、どんな色のデッキにも組み込めるのが特徴です。

またクリーチャーやプレインズウォーカーと違い、ダメージを与える効果の対象にならないためアーティファクト専用の除去が必要になります。

アーティファクトはコンボデッキのエンジンとなったり、サイドボードから特定のデッキへの対策カードとして採用されることが多いです。

エンチャント

エンチャントは大体アーティファクトと一緒ですが色が設定されています。

そのため各エンチャントには設定された色の特性を強く持ったものが多いです。

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エンチャントのサブタイプの1種である英雄譚がとても独特で個人的に好きなので紹介します。

英雄譚

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英雄譚はエンチャントの1種で発動したターンから3ターンの間、毎ターン違った効果を発動します。

最初の2つの効果は比較的控えめですが、第三章の効果はどれも非常に強力なのが特徴です。

自分が英雄譚の一番好きなところは英雄譚の効果1つ1つがMTGの世界で起こった事象をうまく表現しているところです。

もしMTGを始めてみて気に入った英雄譚カードを見つけたら、是非調べてみて下さい。

MTGAだと発動時に巻物が広がる演出もカッコいいです!!

f:id:sTakkatoMohawk:20190108074451p:plain画像は公式のMTGAトレイラーから

 

分割カード

デュエル・マスターズをプレイしている人なら馴染み深いと思われる分割カードはMTGにも存在します。

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見ての通り分割カードは1枚のカードに2枚分のカードが内蔵されたタイプのカードです。

HSでいうドルイドの選択カードに似ているカードですが、MTGの分割カードは選ぶ効果によってマナコストが変動します。

基本的にマナコストが軽くて色拘束が緩い呪文と効果が強力な代わりにマナコストと色拘束がきつい呪文の組み合わせになります。

双方の呪文の名前がそっくりなのがおしゃれです。

変身カード

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変身カードは最初は普通のカードとしてプレイしますが、特定の条件を満たすと裏側の強力なカードに変身します。

変身前は序盤中盤に活躍する効果で、返信するとフィニッシャー級のカードに変身するものが多いです。

表と裏で1つのストーリーになっているのが大きな魅力でもあります。

例えば左のアズカンタの探索は変身すると古の知識が詰まっている水没都市に変わります。

右のニコル・ボーラスはエルダードラゴンがプレインズウォーカーとして覚醒するストーリーが描かれています。

最後に

前回の記事と今回の記事でMTGについて大まかな紹介ができたと思うので、次回はMTG Arenaで使える面白いカードをHS勢向けに紹介しようかと思います。

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気になった時が始め時、みんなも始めよう!!

下からDLするんだ!!

magic.wizards.com